亀山市民ネット 楠平尾ササユリ保存会

2020年11月30日更新

代表者 関 喜照
住所(所在地) 亀山市楠平尾町17−1
電話番号 82−5877
メールアドレス hyoutanあっとzd.ztv.ne.jp  あっとは@です。 
活動地域 楠平尾町内の里山
活動日時 月1回〜2回 日曜日
活動分野 環境保全・子ども
設立年月日 2000年7月
会員数 7名(2011年4月現在)
活動の目的 農家の減少、高齢化に伴って、村の里山の環境は悪化の一途。そこで昔の里山を少しでも取り戻そうと希少植物の保護、特に最近見られなくなったササユリの保護、育成、増殖に取り組む。また地元小学校の総合学習に協力。
活動内容
(イベント・行事情報)
・ササユリをはじめとする里山に今は珍しくなった植物を保護し、地域に散策を呼びかけている。
・亀山市内の小学校の児童に体験学習の機会を与え環境保全の大切さを呼びかける。
年4、5回(里山とは、シイタケ菌打ち体験、里山内の自然観察他)
・ボランティアの受け入れ(里山の整備など)
今後の目標 ・里山の保全だけでなく休耕田で水棲動物を育てたい。
・仲間を増やしたい。他団体との交流。ボランティア歓迎。
会費 1人年額 6,000円
市民に呼びかけたいこと  

・ササユリなどが咲くころに里山へどうぞ。毎年見ごろは6月1日〜10日。
2週間程ささゆりが見られます。亀山市立亀山南小学校の
総合学習や4校交流会(亀山南小・神辺小・昼生小・白川小)の場ですので大切にしてください

・他地域でも里山の保全に取り組んでほしい。
・里山の環境保全に関心のある方は連絡をください。

・ささゆりの増やし方については、ひょうたんの会事務局(0595−82−5877:関)まで電話をください。会員が今までのノウハウをお教えします。
ささゆりの里の場所案内はこちらです。

<2011年度のひょうたん会の活動(楠平尾里山づくり)>
 地域の方々の憩いの場になればという会員の思いで年間15回ほどの活動に取り組み10年が経ちました。2012年の6月2日〜10日まで、1,000名を超える方々が里山を訪れました。会員に『いいものを見せてもらいました。ごくろうさまです。来年も来ます』などの言葉を頂き、今までの苦労が報われたと会員は思っています。来年も素晴らしいササユリを育てたいと考えています。下記は私たちの取り組みの様子です。

(1) ササユリの種からの増殖について
  楠平尾の里山や会員が管理している里山で咲いた花の良いササユリを結実させて種を収穫し里山で発芽させて里山に移植をする増殖の方法の目処がつきました。2012年は、青竹の筒に一枚葉(ささゆりの苗)を入れ皆さんに育ててくださいと呼びかけ、好評でした
  ○ 2,3年前に蒔いた種から発芽した一枚葉を皆さんに育ててもらいます。
  ○ 種を無料で150名余りの方にお分けしました。7,8年でうまくいけば開花するでしょう。

      

2009年の冬に蒔いた種から発芽して3年目を迎えた一枚葉(大人の親指より大きいものもありました)。これが花を咲かせるのは4年後、2016年です。順調に育っています。今年はさらに一枚葉(スプーンのような葉)は大きくなっています。おそらく、球根も成長しています。
☆ 2005年から毎年収穫した種を里山の異なる環境のところに蒔き成長の状況を調査している。その結果、土が肥えているか、光か充分あたるか(西日があたるのは良くない)、適度な湿り気があるかによって発芽した1枚葉の大きさが違う。環境がよければその後の成長も早い。
☆ 発芽した1枚葉を里山内に移植しているが、やっと茎に葉をつけるまでに成長した。2,3年後つぼみを付けて花を咲かせるのではと楽しみにしている。
☆2011年の3月にササをすべて刈り取りました。その後、4月から新芽が出て成長しました。球根を移植しかったところや種を蒔かなかったところに、ササユリの一枚葉が芽を出しました。おそらく、自然に種が落ち、条件が良かったので発芽したと思われます。たくさん出ているのでこれからが楽しみです。2012年の春は昨年よりもたくさん発芽した1枚葉が見られました。

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